黒木華主演、阪本順治監督最新作にしてYOIHI PROJECT第1弾作品『せかいのおきく』12月6日（水）より配信開始！原田満生プロデューサーのコメントも到着

U-NEXTは、黒木華、佐藤浩市出演の映画『せかいのおきく』を12月6日（水）より独占配信いたします。また、「映画」で環境問題を伝えていく「YOIHI PROJECT」の代表であり、本作のプロデューサーでもある原田満生氏からの最新コメントも到着いたしました。

つらく厳しい現実にくじけそうになりながら、それでも心を通わせることを諦めない若者たちがみずみずしく映し出された『せかいのおきく』。江戸を生きる人々のなかで育まれるぬくもりをモノクロ映像から感じる青春映画です。本作の主演は、ベルリン国際映画祭や3度の日本アカデミー賞に輝く名優、黒木華。無残な出来事で声を奪われながらも前向きに生き、恋をする主人公・おきくを見事に演じきりました。セリフを発することができないながらも巧みな演技が高く評価され、本作で第15回TAMA映画賞最優秀女優賞を受賞しています。また、脇を固めるのは、同最優秀男優賞を受賞した佐藤浩市や、寛一郎、池松壮亮など実力派キャストたち。時代を超えて心に響く苦しくも愛おしい物語を、ぜひU-NEXTでお楽しみください。

監督や出演者、プロデューサーが語る制作の裏話とメイキング映像から作品の魅力を探っていく『せかいのおきくエピソード0』も独占配信中です。本作が高い評価を得たロッテルダム国際映画祭での地元メディアとの熱い対話や、作品の重要な舞台設定のひとつ「循環型社会」をテーマにした同地の施設「Blue City」を寛一郎が訪問する貴重な映像も収録されています。あわせてご覧ください。

■YOIHI PROJECTについて

『せかいのおきく』は、YOIHI PROJECTの記念すべき第1作として製作された作品です。YOIHI PROJECTとは、気候変動や地球環境の危機が叫ばれている今、100年後に生きる人たちに「良い日」が訪れるようエンターテイメントの力でアクションを起こすことを目的に、美術監督・原田満生が発案。気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が協力し、様々な時代の「良い日」に生きる人々を描き「映画」で伝えていくプロジェクトです。U-NEXTはこの想いに賛同し、今年3月にパートナーとして連携することを発表いたしました。これまで、プロジェクト発のアニメ『うんたろうたびものがたり』、ドキュメンタリー『MATAGI -マタギ-』を独占配信しています。

■プロデューサー／YOIHIプロジェクト代表　原田満生氏コメント

YOIHI PROJECTが創りたいものは、様々な環境問題に触れながら、人間を描いた映画を創り、伝えていくことです。その第一弾映画『せかいのおきく』が、プロジェクトのパートナーであるU-NEXTより配信されます。多くの視聴者が『せかいのおきく』に触れていただき、大切なものを受け取ってくださる機会になればと思います。

＜作品詳細＞

■せかいのおきく

【配信開始日】2023年12月6日（水）12:00

【価格】399円（税込）／視聴期限：3日間　

【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0095585 ※配信開始日よりアクセス可能

【ストーリー】

「北のカナリアたち」「冬薔薇（そうび）」の阪本順治監督が、黒木華を主演に迎えて送る青春時代劇。

江戸時代末期、厳しい現実にくじけそうになりながらも心を通わせることを諦めない若者たちの姿を、墨絵のように美しいモノクロ映像で描き出す。武家育ちである22歳のおきく(黒木華）は、現在は寺子屋で子どもたちに読み書きを教えながら、父（佐藤浩市）と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は厠のひさしの下で雨宿りをしていた紙屑拾いの中次（寛一郎）と下肥買いの矢亮（池松壮亮）と出会う。つらい人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくはある悲惨な事件に巻き込まれ、喉を切られて声を失ってしまう・・・。

第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門出品。第22回ニューヨーク・アジアン映画祭スター・アジア・ライフタイム・アチーブメント賞（阪本順治監督）受賞。第15回TAMA映画賞最優秀男優賞（佐藤浩市）、最優秀女優賞（黒木華）受賞。

出演：

黒木華、寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、佐藤浩市、石橋蓮司

脚本・監督：

阪本順治

＜関連作品＞

■せかいのおきくエピソード0