U-NEXTが2022年に発行した芥川賞作家・藤野千夜の長編小説『団地のふたり』が、9月1日(日)(予定)より、小泉今日子×小林聡美主演でドラマ化されることが決定しました。
U-NEXTは2020年8月よりオリジナル書籍の配信を開始し、一部作品については紙の本も販売するなど、出版社として40作品以上を手がけてまいりました。世界に誇る出版大国・日本だからこそ、オリジナルIPの開発に重きを置き、2022年にはオリジナルコミック、2023年には縦スクロールコミックを発表。オリジナルIPのメディアミックス化を通じて、長期的にIPを育てていく方針を掲げてきました。
今回ドラマ制作が発表された『団地のふたり』は、U-NEXTが手がけるIPのメディアミックス化第1弾作品です。
<あらすじ>
団地で生まれた幼なじみのノエチと奈津子。
結婚したり羽振り良く仕事したり、若い頃は色々あったけれど、わけあって昭和な団地に戻ってきた。
小さな恥も誇りも、本気だった初恋のゆくえもお互いよく知っているから、今さらなにかを取り繕う必要もない。
一緒にご飯を食べてバカなことを言い合いながら、日々へこんだ心をぷーぷー膨らませている。
古くなった団地では、50代でも十分若手。
子どもの頃から知っているおじちゃん・おばちゃんの家の網戸を張り替えてあげたり、 昭和な品をネットで売ってあげたり。
時代遅れの「ガラクタ」でも、どこかにいる誰かにとっては、きっと「宝物」。
運よく高値で売れたら、その日のご飯はちょっとだけ贅沢にする。
一方、新たに越してくる住人たちもそれぞれにワケありで。
助け合いながら、変わらないようで変わっていくコミュニティがそこにある。
まったり、さらり、時々ほろり。
幸せってなんだろう。
今日もなんとか生きていく。
【放送予定】
2024年9月1日(日)スタート
NHK BSプレミアム4K/NHK BS 毎週日曜 夜10時~10時49分
【原作】藤野千夜
【脚本】吉田紀子
【出演】小泉今日子 小林聡美 ほか
【制作統括】八木康夫(テレパック) 勝田夏子(NHK)
【演出】松本佳奈/金澤友也(テレパック)
U-NEXTは今後も、世界で愛されるIPを生み出すべく、出版社・U-NEXTとしてもさまざまな作品を発表してまいります。ぜひご期待ください。