越境文学の新鋭、グレゴリー・ケズナジャットの短編小説『単語帳』をU-NEXTオリジナル書籍として配信開始
越境文学の新鋭、グレゴリー・ケズナジャットの短編小説『単語帳』をU-NEXTオリジナル書籍として配信開始
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10 February 2023
News Release

越境文学の新鋭、グレゴリー・ケズナジャットの短編小説『単語帳』をU-NEXTオリジナル書籍として配信開始

U-NEXTは、近刊『開墾地』が芥川賞の候補に入った越境文学の新鋭、グレゴリー・ケズナジャットの短編小説『単語帳』を、U-NEXTのオリジナル書籍として2023年2月10日(金)より配信開始いたします。U-NEXTの月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけます。ぜひお楽しみください。

グレゴリー・ケズナジャット『単語帳』

東京・神楽坂の居酒屋で僕が出会ったのは、同じ母語で、さらに同じ方言を話すマルコムだった。大学教員の僕と傷心旅行中だという翻訳者のマルコムはしかし、彼の要望から日本語で会話する。現在は仕事もプライベートもほとんど英語の僕と、モフモフの翻訳につまずいたことをきっかけに言語と自分の関係に違和を覚えるようになったマルコム。分厚い単語帳を持ち歩き、旅行する目的とは? 第二言語の習得と個をめぐる短編小説。

<著者プロフィール>

グレゴリー・ケズナジャット

1984年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリーンビル市生まれ。2007年、クレムソン大学を卒業ののち、外国語指導助手として来日。2017年、同志社大学文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。現在は法政大学グローバル教養学部にて准教授。2021年、「鴨川ランナー」にて第二回京都文学賞を満場一致で受賞し、デビュー。同年、受賞作を収録した『鴨川ランナー』を刊行。最新作『開墾地』が第168回芥川賞の候補となる。

U-NEXTのオリジナル書籍一覧はこちらからご確認いただけます。また最新情報は書籍の公式Twitterアカウント(@UNEXT_publish)でご確認ください。

U-NEXTオリジナル書籍の一部は、Kindleストア、Apple Booksでも販売しています。また、以下は紙の書籍としても販売していますので、ぜひ全国の書店でもお買い求めください。

  • Wankling『Lovely Writer』
  • 大山淳子『犬小屋アットホーム!』
  • ケイティ・グティエレス『死が三人を分かつまで』
  • 藤野千夜『団地のふたり』
  • 柴田哲孝『ジミー・ハワードのジッポー』
  • 小野美由紀『路地裏のウォンビン』
  • 秋吉理香子『息子のボーイフレンド』
  • チョン・ミジン『みんな知ってる、みんな知らない』
  • 藤井清美『#ある朝殺人犯になっていた』