小野美由紀の書き下ろし小説『路地裏のウォンビン』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
小野美由紀の書き下ろし小説『路地裏のウォンビン』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始
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15 June 2021
News Release

小野美由紀の書き下ろし小説『路地裏のウォンビン』をU-NEXTのオリジナル書籍として配信開始

U-NEXTは、小野美由紀の青春群像劇『路地裏のウォンビン』をU-NEXTのオリジナル書籍として2021年6月15日より配信開始いたします。U-NEXTの月額会員の方であれば「読み放題」でご覧いただけます。

小野美由紀『路地裏のウォンビン』

「俺たちは最後まで友達だった。あの夜を除いて。」

スラムで育ち、幼いころからスリで身を立てていたルゥとウォンビン。いつかこの生活から抜け出すことを願いつつも、生き延びるために汚れ仕事を避けることはできない。そんな二人を引き裂く出来事が起こる。養父母に引き取られ文化的な生活を手に入れたルゥにとって気がかりなのは、願ってもない別れ方をしたウォンビンのことだった。そして、偶然の邂逅からまたしても二人の運命が大きく動き始める。非力な二人がもがいた先に幸せはあるのか。アジアの架空の都市を舞台にした、少年二人の愛と青春の群像劇。

『ピュア』で話題をさらった小野美由紀の書き下ろし小説。

<著者プロフィール>

小野美由紀(おの・みゆき)

1985年東京生まれ。慶應義塾大学フランス文学専攻卒。
2015年にエッセイ集『傷口から人生。』(幻冬舎)を刊行しデビュー。
2020年刊行の『ピュア』(早川書房)は、女が男を捕食するという衝撃的な内容で、WEB発表時から多くの話題をさらった。
著書は他に、絵本『ひかりのりゅう』(絵本塾出版)、旅行エッセイ『人生に疲れたらスペイン巡礼』 (光文社新書)、小説『メゾン刻の湯』(ポプラ社)などがある。

『路地裏のウォンビン』の冒頭24ページの試し読みはこちらで公開していますので、ぜひご覧ください。

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