U-NEXTは、電子書籍のリニューアルから2年を経て、電子書籍売上規模が5.7倍に成長したことを発表いたします。
U-NEXTは2019年1月末に電子書籍サービスをリニューアルし、1つのアプリ内で「観る」「読む」を楽しめる新たなサービスへと生まれ変わりました。これを機に、電子書籍の売上は右肩上がり推移。動画と書籍をシームレスにひもづけたことで、U-NEXTユーザーの電子書籍の認知も高まり、現在では会員の4人に1人が電子書籍を利用しています。
一方2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から巣ごもり消費が拡大。1度目の緊急事態宣言の前後で動画配信サービスの需要が高まり会員数が非連続的に伸びたこと、さらに10月以降は『鬼滅の刃』の歴史的ヒットにも後押しされ、電子書籍売上は右肩上がりに推移しました。この傾向は年明け以降も続き、2021年1月時点で最高値を更新。リニューアルからわずか2年で、電子書籍売上は5.7倍に到達しました(下表参照)。
電子書籍の配信点数は2021年1月時点で60万冊(マンガ34万、書籍22万、ラノベ4万)に到達。マンガの売上が全体の約8割を占めており、利用者は20代以下が5割以上と、動画サービスとの相性の良さも相まって若年層の獲得にも成功しています。また、4人に1人が毎月2000円以上を購入しており、U-NEXTで日常的に電子書籍を楽しむユーザーが増えています。
なお、2020年のマンガランキングでは、TOP20のうち、アニメ化、実写化などのメディアミックスがなされている(決定も含む)作品が19作品(下表参照)。うち、U-NEXTでは15作品のメディアミックス作品を配信しており、マンガと動画の相性の良さがあらためて明らかになりました。マンガの作品ページから直接動画ページに遷移できる点も、ユーザーから支持されているようです。
U-NEXTでは2020年8月より、U-NEXTオリジナル書籍の配信をスタート。今野敏、誉田哲也、町田康、藤井清美といった名だたる作者の書籍を「読み放題」で独占先行配信し、一定のウインドウを経て他の電子書籍ストアでも販売。一部は紙の本としても発行しており、新たな作品の企画、ならびにファンの獲得に注力しています。
今後も、さらに電子書籍をご利用いただけるよう、サービス拡充や改善を含めたさまざまな工夫を予定しています。電子書籍ストアとしてのU-NEXTにも、ぜひご期待ください。