美術監督・原田満生主催のYOIHI PROJECTより、日本初公開となる新作ドキュメンタリー『青い記憶』『MARUMO』が6月14日(金)U-NEXT独占で配信開始!「藍染」「炭焼き」失われつつある伝統文化を受け継ぐ職人たちの記憶と記録を映す
美術監督・原田満生主催のYOIHI PROJECTより、日本初公開となる新作ドキュメンタリー『青い記憶』『MARUMO』が6月14日(金)U-NEXT独占で配信開始!「藍染」「炭焼き」失われつつある伝統文化を受け継ぐ職人たちの記憶と記録を映す
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14 June 2024
News Release

美術監督・原田満生主催のYOIHI PROJECTより、日本初公開となる新作ドキュメンタリー『青い記憶』『MARUMO』が6月14日(金)U-NEXT独占で配信開始!「藍染」「炭焼き」失われつつある伝統文化を受け継ぐ職人たちの記憶と記録を映す

U-NEXTは、『青い記憶』『MARUMO』を6月14日(金)正午より独占配信開始いたします。

美術監督・原田満生が発起人となり始動した「YOIHI PROJECT」は、気候変動や地球環境の危機が叫ばれる近年、気鋭の日本映画製作チームと世界の自然科学研究者が連携し、様々な時代の「良い日」に生きる人間の営みを「映画」で伝えていくプロジェクトです。U-NEXTは、この想いに賛同し、昨年より黒木華主演『せかいのおきく』や、山の神を信じ、文化を継承して生き続ける“マタギ”の人々を捉えたドキュメンタリー『MATAGI -マタギ-』などの作品を配信してまいりました。今回、YOIHI PROJECT最新作、日本初公開となるドキュメンタリー2作『青い記憶』と『MARUMO』がU-NEXT独占で配信開始となりました。



青い記憶


今では世界中をみても日本以外ではほとんど見られなくなった「藍染」。しかし、日本では伝統的な技法が、匂い、味、音、研ぎ澄まされた熟練の職人が持つ繊細な感覚によって受け継がれ、「日本の青」が今日まで守られてきました。自然の恵みと発酵がもたらす藍染めに魅せられた職人たちを追い、色と彼らの中に、受け継がれてきた記憶を垣間見ます。

【配信開始日】2024年6月14日(金) 12:00

【配信形態】見放題 

【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0103272 


MARUMO

三重県度会郡南伊勢町。過疎化した集落で備長炭を作り続ける中年の男と老婆。備長炭はウバメガシを原木とした木炭の中でも最高品質の堅炭といわれています。炭焼きは人間と自然が共生していく中で、その技術が受け継がれてきました。時代の変化で産業としての炭焼きは終わり、今では失われつつある日本の文化。生命の循環と、単調な炭焼きの工程を繰り返す、職人の記録です。


【配信開始日】2024年6月14日(金) 12:00

【配信形態】見放題 

【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0103273 


■YOIHI PROJECT代表 原田満生氏

その土地に暮らす人に会い、話をする。 その人の物語に触れることで、 その土地の景色、空気、文化、歴史、食との出会いが生き生きと深まります。新しい価値観と出会った感動が、YOIHIのドキュメンタリー作品には凝縮されています。そしてそれは映画になる前の、映画の種子の発見にも繋がります。

様々な時代の「良い日」に生きる人間の物語を創り、 100年後の未来に「映画」で伝えていくYOIHI PROJECTのドキュメンタリー作品、お楽しみください。

■ヨシダシゲル(『青い記憶』監督)

限られた狭い国土の中で少しでも豊かに生きようとした私たちの祖先たちは、電気もガスもなかった時代に、身の回りにあるものだけを利用して、いろんなものを青く染めてきました。使う素材は全て再利用できるものばかりです。サスティナブルという言葉が注目される遥か太古の昔から、資源を有効活用し、自然と共存する術を熟知していたのです。

藍染は試行錯誤と創意工夫がもたらした壮大な人類の叡智そのものですが、スピードと効率が求められる市場経済の中でビジネスとして成立させ、次世代にバトンを渡すのは容易な事ではありません。しかし短期的な経済指標では絶対に計れない価値がある事を、私は藍と向き合う人々の生き方の中に見た気がします。その眼差しや考え方に、行き詰まったこれから先の未来を切り拓くための貴重なヒントがあるのではないか、そう思いながら私は夢中になって映像に記録しました。

■飯島将史(『MATAGI -マタギ-』『MARUMO』監督)

『プロミスト・ランド』の準備、編集と並行して、2本のドキュメンタリー作品をつくりました。『MATAGI -マタギ-』は、1年間のある時期に情熱を注ぐ人たちを追いかけ、彼らの言葉から時代によって変わり行くアイデンティティや、その精神を探りました。

『MARUMO』は、僅かな言葉だけで、単調な繰り返しの動作、作業をする姿を繋ぎ、自然と彼らの日常のサイクルの一部を記録しました。

2作品に共通しているのは、山と生きる人々であること、過疎化が進む集落で暮らしていること、彼らが誇りを持って行ってきたことは、多くの人たちが知らないまま、失われつつあるということです。撮影を通して彼らと過ごした時間と経験によって、『プロミスト・ランド』という映画をつくることができたと思っています。

―――
そして、YOIHI PROJECTが贈る劇映画第2弾『プロミスト・ランド』が6月29日より劇場公開されます。第40回小説現代新人賞を受賞した飯嶋和一の同名小説を原作に、杉田雷麟、寛一郎が壮麗な大自然とともに生きる若い2人のマタギが直面する現実と苦悩を描きます。U-NEXTでは、本作の舞台となる山形県庄内地方のマタギ衆に密着したドキュメンタリー『MATAGI-マタギ-』も独占配信中です。

YOIHI PROJECT劇映画第1弾、黒木華主演の『せかいのおきく』とあわせてお楽しみください。

https://video.unext.jp/browse/feature/FET0009947



<関連作品紹介>

■MATAGI -マタギ-

”マタギ”とは?山形県庄内地方の集落でマタギ文化を継承し、山に入り熊を撃つ男たち。彼らは山と共に暮らす。時代が変化し、消えつつあるマタギの精神を記録したドキュメンタリー。

【価格】見放題 

【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0084680

【ストーリー】

山形県大鳥地区の又鬼(マタギ)の人々に取材を敢行。山と共に生きてきた彼らだったが、時代の変化と共にそのスタイル、アイデンティティも変わってきている。又鬼の精神に迫りながら、「又鬼とは何か?」を改めて本人たちやその地域の人に問う。


■せかいのおきく

【価格】見放題 

【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0095585 

【ストーリー】

「北のカナリアたち」「冬薔薇(そうび)」の阪本順治監督が、黒木華を主演に迎えて送る青春時代劇。第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション部門出品。第22回ニューヨーク・アジアン映画祭スター・アジア・ライフタイム・アチーブメント賞(阪本順治監督)、第15回TAMA映画賞最優秀男優賞(佐藤浩市)、最優秀女優賞(黒木華)、キネマ旬報ベスト・テン第1位(日本映画作品賞)など多数受賞。

武家育ちのおきくは寺子屋で子供たちに読み書きを教えながら、父と2人で貧乏長屋に暮らしていた。ある雨の日、彼女は紙くず拾いの中次と下肥買いの矢亮と出会う。辛い人生を懸命に生きる3人は次第に心を通わせていくが、おきくは悲惨な事件に巻き込まれ…。


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