『犬猿』配信開始!小憎らしいけれど、やっぱり大切。兄弟を描いた邦画5選
『犬猿』配信開始!小憎らしいけれど、やっぱり大切。兄弟を描いた邦画5選
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2018/08/07
ブログ

『犬猿』配信開始!小憎らしいけれど、やっぱり大切。兄弟を描いた邦画5選

窪田正孝さんと新井浩文さんが兄弟役を演じた映画『犬猿』が、明日8月8日(水)よりスタートいたします。吉田恵輔監督(『ヒメアノ〜ル』『麦子さんと』)が、反発しあいながらも離れらることができない「兄弟姉妹」の複雑な感情を、ユーモアを交えながら鮮やかに描いた人間ドラマです。本作の配信を記念して、兄弟の葛藤と消えない絆を描いた日本映画を5本、ご紹介します。

小憎らしいけれど、やっぱり大切。兄弟を描いた邦画5選

犬猿(8月8日13時配信開始予定)

自分勝手な前科者の兄(新井浩文)と、真面目なサラリーマンの弟(窪田正孝)。出所した兄が部屋に転がり込んできたことで膨張する軽蔑、鬱陶しさ、自分にはできない兄の生きかたへの嫉妬、そして諦め。もう1組、正反対の性格の姉妹との三角関係も絡み、愛憎ボルテージはエスカレート。兄弟姉妹を持つ人なら「あるある」なエピソードの連続に、思わず共感!

ディストラクション・ベイビーズ

理由もなく喧嘩に明け暮れる暴力的な主人公を柳楽優弥が演じ、衝撃を与えた本作。鼻つまみ者になっている兄を気遣う唯一の存在が、たったひとりの弟(村上虹郎)。兄のせいで仲間にバカにされても、兄のせいで警察に呼び出されても、兄の暴力衝動が理解できなくても、味方でいる。だって兄弟だから—。不条理な世界で唯一の希望として描かれるのが、兄弟の絆です。

手紙

犯罪加害者家族の苦悩を描いたこの作品でも、軸となるのは兄と弟の複雑な関係。人を殺めて服役中の兄(玉山鉄二)の存在をひた隠し、お笑い芸人として活動している弟(山田孝之)。キャリアにとっては地雷のような存在でありながら、兄が犯した罪が実は自分のためだったこともあり、弟の葛藤は深い。捻じれきってもなお消えない、いや消せない兄弟の想いに、涙、涙。

重力ピエロ

冴えない大学院生の兄(加瀬亮)と、アーティスティックで女性にもモテる弟(岡田将生)。似ても似つかない彼らには、実は悲しい過去が…。「俺たちは最強の家族だ」と合言葉のように言い続ける父の愛情を受け、自らの意志で“悲しみという重力”からの解放を図る弟、支える兄。互いに唯一無二の理解者であるふたりの信頼関係は、普通の「兄弟」以上のもの。

間宮兄弟

最後に、100%ほんわか、ゆる〜い兄弟関係を。間宮家の兄弟(佐々木蔵之介、塚地武雅)はそれぞれ30代。かたやヒョロリとノッポで、かたやふっくら小ぶり。かたや研究員、かたや小学校の校務員。正反対なのに、いや、正反対だからか、仲良く同居生活を満喫中。兄弟って、良くも悪くも縁の切れないものだけれど、このふたりを観ていると「それもいいな」と思えるはず!

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<small>©2018「犬猿」製作委員会 ©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会 ©2006『手紙』製作委員会 ©2009『重力ピエロ』製作委員会 原作 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』(新潮社刊) ©2006「間宮兄弟」製作委員会</small>