U-NEXTブログ

【対談:ソニーマーケティング×U-NEXT】4Kブラビア®対応リモコンに「U-NEXTボタン」が搭載されたワケ

明日6月9日(土)より、リモコンに「U-NEXTボタン」が搭載された4Kブラビア®が発売されます。ボタンをクリックすれば、テレビをつけるかのように簡単に「U-NEXTアプリ」を立ち上げられる本リモコン。お客様の操作性の高さはもちろん、ブラビア®という人気シリーズに搭載された点でも、U-NEXTとして大きな期待を寄せています。「テレビリモコンにボタンが搭載される、とは、どんな意味があるのか」。ソニーマーケティング株式会社・新(あたらし)純一氏(以下敬称略)と、当社マーケティング部・木川秀一に双方の立場から意義を語っていただくとともに、この取り組みの展望について話を聞きました。

ネット接続率は約70%。テレビは放送以外も楽しむデバイスに

−−今回、弊社も含めて5つの動画配信アプリが、4Kブラビア®対応リモコンに搭載されました。ニュース媒体でも数多くご紹介いただきましたが、今日は、「U-NEXTボタン」を搭載いただくに至った経緯と今後の展望についてお話をうかがいたいと思っています。まず、そもそものお話ですが、テレビのリモコンに初めて「ネット動画ボタン」が搭載されたのは、いつ頃だったのでしょうか。

新:通常のOTT (Over The Top/コンテンツ事業者などを指す言葉)サービスのボタンを搭載させていただいたのは、当社では2015年発売のモデルからです。当時、初めてブラビア®にAndroid TV機能を搭載し、今まで以上にテレビで多種多様なアプリケーションをお楽しみいただけるようになりました。そうしたサービスの利便性を高めるため、同時にOTTサービスのボタンを搭載し始めました。

−−テレビの役割が、それまでと変わってきたのでしょうか。

新:そうですね。もちろん今も、テレビは「放送を楽しむこと」がメインだと思いますが、インターネットのコンテンツやアプリケーションといった「放送以外の用途」でも大画面でお楽しみいただけるようになっています。

−−テレビの新たな価値、ですね。2015年ですと、当時はインターネットに接続しているテレビは少なかったと思いますが、お客様の反応はいかがでしたか?

新:Android TV機能の搭載自体が大きなニュースでしたし、従来のテレビとの変化点でもありました。なのでその象徴として受入れられたように思います。

−−当時、「テレビがインターネットにつながる」ということに時代の変化を感じました。その時は、どんなボタンが搭載されていたのでしょう。

新:当初はNetflixボタンのみでした。2016年、2017年はAndroid TV機能を搭載したこともあり、Google様が提供されている「Google Play ムービー& TV」という動画配信サービス。そして、2018年発売モデルが今回ですね。変な言い方かもしれませんが、日本固有のサービスのボタンを搭載したという点で、ものすごく大きな変化点だったと思います。

−−しかも、ネット動画ボタンが5つ。数が多く存在感があると率直に思いました。これは市場において、動画配信サービスの存在感が増しているという表れでもあるのでしょうか。

新:背景は2つあると思います。まずは市場において、動画配信サービスの利用が増えているということ。一方ソニーとしては、テレビは放送だけでなく、インターネット配信コンテンツも含めてトータルで楽しんでいただくためのデバイスである、という意思表示です。

−−とはいえ、実際にテレビをインターネットに接続するのは、全国的に見るとまだまだハードルが高いようにも感じます。

新:弊社のAndroid TV機能を搭載したテレビのインターネット接続率は、約70%(2018年4月時点/ソニー調べ)なんです。なので「テレビを購入してインターネットに接続する」ことは、かなり一般的になってきたと申し上げてよろしいかと。

−−思った以上に高い数値ですね、驚きました。

ソニーマーケティング株式会社 ネットワークサービス部・新純一氏

より手軽に、より身近に、より没入感を抱けるテレビでの動画視聴

−−実際お客様が、OTTサービスのボタンを搭載したリモコンを使用されると、生活スタイルが大きく変わると予想されます。具体的にどんな変化が起こるのでしょう。

新:放送のチャンネルを切り替えるように、さまざまなアプリケーションサービスをご利用いただけます。以前より「放送と通信の融合」が話題になっていますが、実体験として境目なく楽しんでいただけるのではないでしょうか。

−−確かに、普段テレビを観ている感覚でU-NEXTに切り替えられると非常に便利です。そういう意味で、U-NEXTとしても期待が大きいですよね。

木川:はい、もちろんです。ソニーさんとご一緒させていただくことで、ともにブランド訴求できると期待していますし、店頭販促の過程で、お客様はもちろん、店員の方に対しても、広くU-NEXTを知っていただける機会になると思います。

−−U-NEXTのボタンは、Hulu、Netflix、AbemaTV、YouTubeのボタンと並んでいます。

木川:Hulu様は国内ドラマとの連携が強かったり、Netflix様は4K作品やオリジナル作品が強みだったり、AbemaTV様は無料で動画を視聴できたり、U-NEXTは最新作が強みであったり。各社特色が分かれているので、お客様のニーズに沿って選んでいただけるのではと期待しています。

−−確かに、サービスの方向性はそれぞれですね。ソニーさんとしては、ボタンの選定の際、そうした方向性の違いも検討要因のひとつだったのでしょうか。

新:そうですね、さまざまな要素のひとつではありました。

−−当社では、視聴画面が大きくなればなるほど、お客様がU-NEXTのファンになってくださる、というデータが出ています。リモコンへのボタン搭載に名乗りをあげたのは、この背景があったからでしょうか。

木川:そうですね、弊社の専用STBである「U-NEXT TV」の視聴時間は、パソコンの約2倍、スマートフォンの約3倍に達しています。スマートフォンは短尺のアニメやドラマの視聴に適していますが、やはり1時間を超えるような洋画・邦画を観る際は、リビングでゆったりご覧いただいていると予測されます。また、テレビを利用されているお客様の方が契約期間が長くなる傾向にあるため、当社としても、積極的に「視聴デバイスの大画面化」を促していきたいと思っています。

−−そういう意味でも、大画面で楽しんでいただけ、さらにテレビと同等の手軽さで利用できるブラビア®のリモコンに搭載される意義は大きいわけですね。

木川:そうですね。

−−先日当社のお客様とお話させていただく機会があったのですが、動画配信サービスは元々パソコンやスマートフォンで観るもの、という感覚が非常に強いらしいです。ただ、小さな画面で観ることに慣れているものの、大画面で観たい欲求はあるようで、やはり大画面であるテレビは非常に重要なんだと再確認しました。

新:そもそも映像を観る際は、没入感が重要だと思うんですね。まして有料のVODサービスにはCMが入らないので、より作品の世界観に浸ることができます。その際、大画面でくつろいで観られるテレビは、やはり動画配信サービスを観るのに一番適したデバイスではないでしょうか。

−−没入感という意味では、テレビの高画質化、高音質化も重要なポイントです。

木川:画質では4K作品、音質では、劇場で採用されているドルビーアトモス®に対応しており、いずれもタイトル数を拡充していく予定です。

新:高画質、高音質で楽しめるようになったことで、テレビで動画配信サービスを観る文化は、今以上に根付いていくと思います。今年の冬から4KのBS、CS放送が始まりますが、それまでは4Kコンテンツを楽しみたいとなると、インターネット経由で配信されている作品がメインとなります。4K画質を評価してテレビを購入してくださったお客様の満足度向上という意味でも、4Kやドルビーアトモス®に先進的に取り組まれているU-NEXT様には期待しています。

株式会社U-NEXT マーケティング部・木川秀一

お客様にお披露目する6月9日が、新たなスタート

−−改めて、今回ブラビア®にボタンが搭載されたことは、当社としても非常に喜ばしいことでした。

新:弊社は2010年くらいから、動画配信サービスをテレビで観られるようにする取り組みを本格化しました。U-NEXT様は当時から、市場や文化が醸造されていく中で一緒に取り組ませていただいたとても貴重なパートナー様と思っています。なので、その長い取り組みのある種の結実として、今回のリモコンボタンの搭載はとても嬉しいことです。

−−ありがとうございます。明日、6月9日が発売日となりますが、どのような展開になるのでしょうか。

新:今回のリモコンのボタンは物理的に存在感のある形なので、今まで以上にネット接続の意味や、その後の利用イメージを訴求できると思っています。また、U-NEXT様をはじめ他のサービサー様ともキャンペーンを実施させていただくことで、店頭での訴求をさらに高めていきたいですね。

木川:今回キャンペーンとして、31日間無料トライアルと、通常の5倍となるU-NEXTポイント3000ポイントをプレゼントさせていただきます。

−−お客様の反応が楽しみですね。

木川:これからテレビの販売台数は伸びていくでしょうし、その中でU-NEXTというサービスの認知向上と、利用促進に結びつけたいですね。

新:おそらく両社ともこれがゴールではありません。今回リモコンに搭載したことで、テレビでの動画配信サービスの利用をどう増やしていくか。U-NEXT様としては、ユーザー数増はもちろん、満足度向上も課題になると思います。これからも互いに発展できるよう、さらに取り組みを強化していきたいですね。
−−まさに、明日がスタートですね。当社としても非常に期待しています。今日はどうもありがとうございました。

<関連記事>