2019年1月15日(火)カンテレ・フジテレビ系 全国ネットで放送予定のドラマ『カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸』。放送に先駆けてU-NEXT独占で配信するプロローグドラマ「ひと目、あなたに。」「ひと口、あなたに。」の予告編が解禁となりました。あわせて、各作品に出演する佐野岳さん、三倉佳奈さんからのコメントが寄せられました。
『カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸』は、阪神・淡路大震災で実際に起きた出来事を元にドラマ化した作品です。兵庫県・六甲道駅を舞台に、被災した過酷な状況のなか倒壊した駅をわずか74日間で復旧させた人々を描き、主演の井浦新に加え、野村周平、葵わかな、椎名桔平らの出演も決定し、豪華キャストで贈る熱きヒューマンドラマとなっています
U-NEXTは本作のコンテンツパートナーとして、序章となるプロローグドラマ2作「ひと目、あなたに。」(葵わかな主演/1月1日配信)と「ひと口、あなたに。」(佐藤隆太主演/1月8日配信)のほか、本編では描かれなかった未公開シーンを含む「BRIDGE ディレクターズカット版」、作品のメイキングや実話の紹介を収録した「メイキング&ドキュメンタリー」も独占配信予定です。
今回は、地上波の放送に先駆けて配信となるプロローグドラマ2作の予告編が初公開となりました。ぜひご覧ください。
【視聴ページ】 https://www.video.unext.jp/feature/FET0007827?rid=PR00247
プロローグドラマの予告編公開にあわせて、「ひと目、あなたに。」でヒロイン・服部瞳(葵わかな)の幼馴染み・佐伯有役をつとめる佐野岳さんと、「ひと口、あなたに。」で磐巻組作業員・國代寛治(佐藤隆太)の妻・遥役を演じる三倉佳奈さんより、本作についてコメントを頂きました。
予告編とあわせて、ぜひお楽しみください。
Q.阪神・淡路大震災が元となったドラマですが、『BRIDGE』そして、「ひと目、あなたに。」のお話が来た時・脚本を読まれての感想を教えていただけますか?
当時の人の様子や出来事はテレビのニュースや新聞、資料などで知る事は出来ますが、このドラマはそれらでは映しきれないものを大切に切り取り、そして伝えられる作品だと感じました。このドラマでしか伝えられないものを紡ぎ出して皆さんにお届けできたらと思いました。
Q.1995年1月の阪神淡路大震災について、起こった当時、そして今、感じていることはどんなことでしょうか?
当時、自分は3歳で正直なところ、あまり覚えてはいません。ただ、小学生の時に阪神淡路大震災関連の本を読んでとてもショックを受けました。
今は、震災そのものに対しての「恐ろしさ」、そして、忘れてしまう「恐ろしさ」の両方の「恐ろしさ」を感じています。地震は防ぐ事は出来ないけれど、死ぬ事は準備次第で防げる可能性があると思っています。
そして、約24年前の出来事ではあるけれど、これからも常にその危険性があることを認識して、決して他人事ではない事を忘れないようにと思ってます。当たり前に朝起きて、また夜眠りにつくという生活が、当たり前ではない人達がこの日本には世界にはいた、そして今もいるという事実を考えていかないといけないと思いました。
Q.震災という状況下でのラブストーリーでしたが、役を演じられて難しかったところや印象に残ったシーンを教えてください。
やはり普通のラブストーリーではないので、被災者の目線で恋をするというところが難しかったです。
地上波本編では、2人のやり取りの中で復興が進みキラキラし出した街を見ながら、「まだキラキラして欲しくない人もおると思う」という台詞があって、普段の恋愛観からのものの見方だと難しいシーンが多かったと思います。
Q.共演された葵わかなさんの印象を教えてください。
役に真摯に取り組む姿勢がとても魅力的でした。
スタッフの方とコミュニケーションをとって、監督にも積極的に提案したりと、自分の芝居にとても責任を持って臨まれてる方だと思いました。各シーンでお互いの意見を交換してみたり、読み合わせをしたりと、個人的にもとてもいい緊張感で臨めたのは葵さんのおかげだと思っています。
他の現場でも、また違った役柄同士でご一緒したいです!
Q.最後にこのドラマの見どころを教えてください!
僕の演じる佐伯有は震災を通して、初めて大事なものや、大切な人の価値に気づきます。失ってからじゃ遅い、当たり前が当たり前ではなくなる可能性があるという事を、この作品で感じていただければ幸いです。
地上波と連動して地上波放送の前に配信されるU-NEXTのプロローグドラマも、本編をより面白くご覧いただける見所の大きな一つにもなっていますので是非、よりBRIDGEを楽しんでください!!
Q.阪神・淡路大震災が元となったドラマですが、『BRIDGE』そして、「ひと口、あなたに。」のお話が来た時・脚本を読まれての感想を教えていただけますか?
私自身、大阪出身で阪神淡路大震災を経験しているので、いつか関係する作品に関わりたいと思っていたので声を掛けていただきとても光栄でした。脚本を読ませていただいて、ほっこり胸が温かくなるとても素敵なお話だなと、是非演じさせていただきたいと思いました。私も実生活で子供が2人いて、自身と重なる部分があり、撮影がとても楽しみでした。
Q. 1995年1月の阪神淡路大震災について、起こった当時、そして今、感じていることはどんなことでしょうか?
当時は小学2年生で、被災場所は大阪市内の自宅でした。揺れている時、父と母が咄嗟に私と茉奈に覆い被さって守ってくれたことを覚えています。食器が割れる程度の被害でしたが子供ながらに大変なことが起こったと感じました。
近年大きな地震が続いていて心を痛めています。いつ何が起きても自分と家族の身を守れるようにしっかり備えたいと思います。
Q.震災という状況下での家族の物語でしたが、役を演じられて難しかったところや印象に残ったシーンを教えてください。
日数が少なかったのでその中で家族の深いストーリーを演じる不安がありましたが、子供たちがあっという間にママと呼んでくれて。メイク中も移動も待ち時間もずーっと一緒で、自然と家族になれました。撮影が無い日も2人は元気にしてるかなと気にしていたり(笑)。
私が演じた遥は、耐える部分と喜怒哀楽が激しい部分とどちらも持った女性。妻としても母としてもとても強い女性だなと思います。印象的なシーンは、被災直後のシーン。リアルなセットに身を置き自然と心動かされました。ラストの食事シーンが、アドリブも多く家族団欒の雰囲気そのままで撮影したので仕上がりが楽しみです。
Q.共演された佐藤隆太さんの印象を教えてください。
初めての共演でした。最初、ずっと私たちにいろんな冗談をおっしゃっていらっしゃったのですが、子供たちや現場がそれで盛り上って、本当に優しい方なんだなと気付いて。國代家での撮影の合間に、この2人をどんな夫婦にしたいかお互いアイディアを出し合ったり、方向を探りました。
あとはシーン1つ撮る毎にいい距離感の夫婦関係になっていった感覚があります。2人ともカラリとした性格の役柄ですが、深い所ですごく想い合ってるなと。家族4人どんどんチームワークが良くなってきたので撮影終了が残念な程でした!
Q.最後にこのドラマの見どころを教えてください!
震災という重い題材ではありますが、この「ひと口、あなたに。」は肩肘張らず楽しんでもらえる作品になったと思います。その中にはもちろん大切なメッセージが沢山込められていて。是非、遥に、國代さんに子供たちに共感しながら家族で観ていただけたら嬉しいです。
先に登場人物の別のストーリーが見られるというのは面白い企画ですよね!より本編を楽しんでいただけると思いますので、合わせてのご視聴よろしくお願いします!
地上波放送
『カンテレ開局60周年特別ドラマ BRIDGE はじまりは1995.1.17神戸』
【放送日時】2019年1月15日(火)21:00~23:18 カンテレ・フジテレビ系 全国ネット
【公式サイト】https://www.ktv.jp/bridge/#1
<ストーリー>
1995年1月17日午前5時46分、6000人を超える犠牲者を出した阪神・淡路大震災。神戸の街は、一瞬にしてがれきの山と化し、交通は分断され、陸の孤島となった。中でも線路ごと崩落するなど被害の大きかったJR六甲道駅。一刻も早く鉄道を復旧させ、人と物資を運ばなければならない…。
そんな過酷な状況のなか、倒壊した駅をわずか74日間で復旧させた人々がいた。これは、過去から明日へ、人から人へ、希望の橋を架けるために困難に立ち向かった男たちの実話に基づいた物語。74日間の壮絶な復旧工事と、それを見つめた地元の人々との関わり合いを描く感動のヒューマンドラマ。
物語は、2018年の秋、神戸にある阪神・淡路大震災慰霊碑に落書きをした少年の前に、謎めいた男(椎名桔平)が現れるところから始まる。その男とは、23年前の震災直後、JRから復旧工事の依頼を受けた建設会社・所長、磐巻組の高倉昭(井浦新)に声を掛けられ、工事の記録係としてビデオカメラを回し続けた春日豊(野村周平)であった…。
U-NEXT独占配信
・プロローグドラマ「ひと目、あなたに。」2019年1月1日(火)予定
・プロローグドラマ「ひと口、あなたに。」2019年1月8日(火)予定
・「BRIDGE ディレクターズカット版」2019年1月15日(火)地上波放送終了後予定
・「メイキング&ドキュメンタリー」2019年1月15日(火)地上波放送終了後深夜予定
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