人類の大半がウイルス感染により死滅し、文明が崩壊して20年ー。パンデミックを経験した者たちの数奇な運命が、時代を超えて交錯する傑作サスペンス『ステーション・イレブン』。
世界的人気ベストセラー小説をもとに、生き残りをかけたサバイバル、登場人物たちの過去が複雑に絡み合うサスペンス、そして、失われたものを大切にしながら、新たな世界を創造しようとする人々の再生のメッセージを含んだ「現代の物語」として生まれ変わりました。
幻想的でスタイリッシュな映像美によって、パンデミック後の世界を色鮮やかに描き出したのは、グラミー賞受賞及びエミー賞ノミネート経験のある気鋭ヒロ・ムライ。本作で全米監督協会賞(テレビドラマ部門)にノミネートされています。今までのポストアポカリプス作品(終末世界を描いた作品)とは一線を画す新たな作品として、ニューヨーク・タイムズ紙が「2021年のベストドラマ」に選出、辛口評論サイト「ロッテン・トマト」でも98%の満足度と高い評価を集めています。
豪華吹替声優陣よりコメント到着!日本語吹替版予告も解禁!
この度、本作の日本語吹替版に集結した、早見沙織、細谷佳正、安元洋貴、伊瀬茉莉也、東地宏樹、佐々木望ら豪華声優陣よりコメントが到着。日本語吹替版予告も解禁いたします。
■早見沙織(キルステン役)
・本作の見どころ
ある出来事がきっかけで、それまでと全く変わってしまった世界が舞台となり物語が進んでいきます。
過去と交差する様にストーリーが描かれていくのですが、今の時代を生きる人々に刺さる作品なのではないかと感じました。
最初は謎多き雰囲気からはじまりますが、ぜひ物語の最後まで見届けて頂きたい作品です。
・演じた役柄について
落ち着いているけれど強い意志と行動力を持つ人だと思います。
子供時代から様々な経験を経て大人になっているので、その複雑な背景を意識しながら声を当てさせて頂きました。
静かな会話シーンが続いたと思えば、演劇の華やかなシーンがきたりするので、その緩急についていけるよう精一杯努めました。
■細谷佳正(ジーヴァン役)
・本作の見どころ
本作には様々な国の俳優がキャスティングされています。
それぞれの母国があり、俳優ではなく演じる役の国の文化もあると思います。
そこを飛び越えて、シンプルに、人間の様子をドキュメンタリーの様な雰囲気で映し出そうとしているところは、
この作品の個性だと感じました。
・演じた役柄について
最終回のあるシーンまでは、『中身がない男』だなと感じていました。これは悪い意味ではありません。
最終回のそのシーンのために、彼の中に、序盤は、それこそ『ドラマ』や『歴史』を作っていくための作業をする必要があった役でした。
いわゆる『演技』みたいなことを彼がしたのは本当に最終回の後半で、その時まで彼のアフレコをしてきたからこそ、そのシーンで『何か』が繋がったというか…。
繋がった瞬間の感動は、自分でも意外に大きかった気がします。
この役は『種まきの様子』を視聴者に見せる必要があるし、それが最後のシーンのギフトへと繋がると思います。
色んなキャラクターが本作には登場しますが、よかったら、根気よく(笑)?彼の様子を追ってみて下さい。
このコメントの真意を、その時感じられると思います。
■安元洋貴(預言者役)
・本作の見どころ
とにかく言える事は、結末まで必ず見てください。そこに大きな何かがあります。個人的には昨今の世の中の状況の中、この作品に出会い、演じる機会をいただけたのはある種の運命的なものも感じます。だからこそ、とても難解なこの作品に必死に打ち込めたような気もします。言いたい事は山ほどあるんですが、些細な事もネタバレになりそうで、非常にコメントが難しいです。ですが、だからこそ、本当に一人でも多くの方に見ていただきたいです。
・演じた役柄について
達観している「ように」感じていただきたい。そう思いながら演じました。彼にもとてつもないドラマがあります。結末のそれに向けどんどん「熱」が高まっていくように感じていただけたら嬉しいです。
■伊瀬茉莉也(キルステン/子ども時代役)
・本作の見どころ
この作品に登場する人物は皆どこか狂気を秘めている…。無情な世界に怒り、悲しみ、絶望した人間の姿がそこにあり、人ごとじゃないように感じます。
退廃した現実の世界で、演劇を通し別の世界へ…別の人物に…そして過去に…トリップしているかのような。
キルステンに待ち受ける未来は何なのか…
そして「ステーション・イレブン」とは…
謎多き作品です!そこが面白いところだと思います!
・演じた役柄について
幼少期の経験、記憶から大人のキルステンが形成されていると思うので、目の前で起こる一つ一つの出来事を丁寧に、感情に嘘偽りが無いように演じたつもりです。
一番初めのジーヴァンに出会った時のキルステンと、それから2年後の少し成長している姿のキルステンにも少し変化が出るよう意識しました。
■東地宏樹(クラーク役)
・本作の見どころ
見どころは、衝撃的な始まりから、回を追うごとにパズルがはまっていく感じでしょうか。
あとは、現代の状況下とリンクする世界観。
そして、個人的には音楽のセンス、使い所がカッコいいと思います!
・演じた役柄について
僕が吹き替えるクラークは、舞台役者を退いた役ですが、ハムレットを上演するシーンなどもあり、吹き替えた上で、さらに演じるという貴重な体験をさせてもらえました。魅力的な作品なので、是非とも一気見をおすすめします!
■佐々木望(アーサー役)
・本作の見どころ
『ステーション・イレブン』が描くパンデミック後の世界はもはや私たちの現実と地続きなのかもしれないと感じながら演じていました。作品世界と声優自身がいる世界との接続を常に意識させられるのは不思議な感覚でした。
・演じた役柄について
アーサーは高いスター性をもちながら、とてもチャーミングでかわいい人です。第一話冒頭のシーンでは驚きましたが、彼の存在が作品を通しての通奏低音になっていきます。登場シーン以外でもアーサーの気配がよぎるような演技を試みました。ガエル・ガルシア・ベルナル氏は以前から気になる俳優さんでしたので、吹替の機会をいただけてうれしく思います。ぜひお楽しみに!
U-NEXTでは、原作本「ステーション・イレブン」(小学館)も好評配信中です。ぜひ合わせておたのしみください。
<作品概要>
『ステーション・イレブン』<全10話>
【配信開始日】4月29日(金)0時 全話一挙配信
【配信形態】見放題
【公式サイト】https://www.video.unext.jp/title_k/stationeleven
新型ウイルスの流行により、人類の大半が死滅し地球の文明が崩壊した。パンデミックの幕開けは、「リア王」の上演中に舞台で倒れたハリウッド俳優アーサー・リアンダーの死。共演者の幼い子役キルステンはアーサーの死を目の当たりにする。パンデミックにより一変した世界の中、ひとりぼっちになったキルステンを助けたジーヴァンと共に、ふたりは共に生き残りをかけた暮らしを始める。20年後、キルステンは旅の楽団の一員として巡業をしながら女優を続けていた。20年前、死の前にアーサーがくれた『ステーション・イレブン』というSF漫画を大切に持ち続けながら。ある日、観客の中から不気味な「預言者」が現れる…。パンデミック当時と、文明崩壊の20年後の世界を交錯しながら、さまざまな人間模様と『ステーション・イレブン』をめぐる謎が解き明かされる、傑作SFサスペンス。
【キャスト】
マッケンジー・デイヴィス(『ターミネーター ニュー・フェイト』『ブレードランナー 2049』)
ヒメーシュ・パテル(『イエスタデイ』『TENET』)
ダニエル・ゾヴァット(『レディ・バード』『ドント・ブリーズ』『イット・フォローズ』)
デヴィッド・ウィルモット(『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『アンナ・カリーナ』)
マチルダ・ローラー(『フローラとユリシーズ』『ブロックアイランド海峡』)
フィリッピーヌ・ヴェルジュ(『Summer of 85』)
ナバーン・リズワン(『1917 命をかけた伝令』)
ロリ・ペティ(『フリー・ウィリー』『プリティ・リーグ』)
ガエル・ガルシア・ベルナル(『オールド』『モーターサイクル・ダイアリーズ』)
ダニエル・デッドワイラー(『ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野』『gifted ギフテッド』)
【吹替キャスト】
早見沙織(『ONE PIECE』ヤマト、『SPY×FAMILY』ヨルなど)
細谷佳正(『風都探偵』左翔太郎、『組長娘と世話係』霧島透など)
安元洋貴(『鬼灯の冷徹』鬼灯、『BLEACH』茶渡泰虎役など)
伊瀬茉莉也(『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』フー・ファイターズ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』北上ミドリなど)
東地宏樹(『プリズン・ブレイク』マイケル・スコフィールド、『PSYCHO-PASS サイコパス』須郷徹平など)
佐々木望(『AKIRA』鉄雄、『幽☆遊☆白書』浦飯幽助など)
【スタッフ】
企画・製作総指揮:
パトリック・サマーヴィル(『LEFTOVERS/残された世界』『マニアック』)
製作総指揮:
スコット・スタインドーフ
スコット・デルマン
ディラン・ラッセル
ジェシカ・ローズ
ヒロ・ムライ
ジェレミー・ポデスワ
ネイト・マッテソン
監督:
ヒロ・ムライ
ジェレミー・ポデスワ
ヘレン・シェイヴァー
ルーシー・シャーニアク
製作会社:
パラマウントテレビスタジオ
国際配給:
パラマウント グローバル コンテンツ ディストリビューション